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住宅ローン50年返済
こんにちは!
おうちの買い方相談室 新潟店です🏠
今回は住宅ローン50年返済について。
いまのところ、私のご相談者様の中に50年返済を選択した方はいらっしゃいませんが、近年利用者が増えている50年返済のメリットデメリットについて書きたいと思います。
50年返済は月々の返済額を抑えられるメリットがある一方、総返済額が増えるデメリットがあります。
物件価値がローン残高を下回る「残債割れ」のリスクも高まります。繰り上げ返済などを活用し、
返済計画を慎重に立てることが重要です。
メリット
月々の返済額が減る: 毎月の家計に余裕が生まれ、教育費や貯蓄に回す資金を確保しやすくなります。
借入可能額が増える: 毎月の返済負担が減ることで、返済比率が下がり、借入可能額が増える場合があります。
無理のない返済がしやすい: 将来の収入増を見越して返済計画を立てたり、ライフプランの変化に柔軟に
対応したりしやすいです。
より良い物件を選べる: 月々の返済負担が軽くなることで、予算内でより条件の良い物件を選べる可能性が広がります。
デメリット
総返済額が増える: 返済期間が長くなるほど、支払う利息の総額は大きくなります。
金利が高くなる傾向: 一般的に、返済期間が長いほど金利が高くなる傾向があります。(金融機関によります)
定年後も返済が続く可能性がある: 完済時の年齢が定年後になる可能性があり、年金生活になってもローンを
支払い続けることになります。
元金が減りにくい: 返済当初は利息の割合が大きく、元金がなかなか減らないため、売却時に「残債割れ」の
リスクが高まります。
50年ローンを検討する際のポイント
繰り上げ返済を積極的に活用する: まとまった資金ができた際に繰り上げ返済を行い、返済期間を短縮することで、
総返済額を減らすことができます。
ライフプランをシミュレーションする: 子どもの教育費や将来の生活費の変動を考慮し、無理のない返済計画を
立てましょう。
専門家へ相談する: ファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談し、リスクを理解した上で慎重に検討することが
重要です。
身の丈に合わない高額な土地建物を購入するために、ぎりぎりの状態で50年返済を選択するなら×、月々の返済計画にある程度ゆとりを持たせ余剰分を投資に回す、繰り上げ返済の資金を貯めるなど計画的な50年返済なら○ということだと思います。
返済期間はご家庭の経済状況や家族構成などによって適正な返済期間と借入額が異なります。
住宅を検討されている方、モデルハウスを見学に行く前に先ずライフプランを行ってみませんか?